信用取引とは、あなたの資産(多いに越したことはありませんが、本人の死後、相続争いに発展することも少なくないようです)以上の資金で株(きちんと仕組みを学んでから投資しないと、資産がマイナスになってしまいます)の売買を行う事です。
手持ちの資金以上の金額で取引がおこなう事のできると言う事では、FX(1998年の外国為替及び外国貿易法の改正などがきっかけでブームとなりました)のレバレッジに似ているようですが、ルールは全く異なりましたね。
初心者(何事にも初めてということはありますが、とにかく素直に教えを請うのが一番でしょう)が簡単に始めてしまうと大変なことになってしまう為、細心の注意してください。
まず、現物のみで取引をする場合には、手持ちの資金が100万円であれば、100万円以内でしか株の売買はできないのですよね。
けれど、信用取引では、手持ちの資金が100万円でもその2倍や3倍の値段の取引ができますよ。
つまり、リターンが大きくなるはずですが、それだけ、リスク(時にはあえてそれを承知でトライする必要があることも)も同じように大きくなるという事なんです。
また、信用取引には、現物取引にはないルールがあるのでしょう。
例えば、返済期限なしの信用取引もありますよが、基本としては6ヵ月以内に決済しなければならない義務があるんでしょう。
現物取引では含み損が発生していればそのまま持ち続けることが出来るはずですが、信用取引ではそれが出来ません。
いかに損をしようと、決められた期限で決済しなければならないのです。
それに、現物取引にはない、追い証と言うルールもあるでしょう。
これは、取引している株(最近では、投資額が少なくても買えたり、証券会社に投資対象を委ねる投資信託なんかもあります)の含み損が大きくなった場合に、追加で入金しなければならなくなると言う事なんです。
もし、入金しなければ、証券会社(野村證券や大和証券、みずほ証券が大手証券といえるでしょう)によっても強制的に決済させられてしまいますね。
この他にも、信用取引には独自のルールがあるみたいです。
信用取引はリスクがすごく大きいですから、自分でしっかりとリスク(時にはあえてそれを承知でトライする必要があることも)管理が出来るようになりから始めるなさってくださいね。