美容院シャンプー、所謂ヘアサロン専売品と呼ばれるシャンプーですね。
この美容院シャンプーは、間違いなく家庭用として一般に出回っているシャンプーよりもいいようです。
ただし、その代わりに値段も一般に出回っている家庭用シャンプーよりずっとずっといいですよね。
まあパッと見、美容院シャンプーは家庭用シャンプーの最低でも5~6倍、中には10倍以上する高級品も少なくありません。
実際、美容院のようなヘアサロンでは、1回のシャンプーに500円、それも二度洗いしてもらうと2回分の1,000円とかという料金設定をしていますからね。
十二分に元が取れるのでしょうけれど、家庭で毎日美容院シャンプーを使うというのは正直言って、かなり所帯の荒い話です。
そこまでヘアケアに費用を掛けられるお宅が、どの位あるでしょうか。
20歳の娘を持つ友人は、うちでは娘は自分で買った美容院シャンプーを使って居るが、親は安価な家庭用シャンプーを選りすぐって買っていると笑っていました。
娘は、生活費は親のスネかじりで、バイト代は全部自分のお小遣いという裕福な女子大生なので、高級シャンプーが使えるのだそうです。
かく言う我が家でも、やっぱり効果な美容院シャンプーなんて、高嶺の花もいいところですね。
美容院シャンプーは一般に市販されておらず、サロンで高いお金を出して分けてもらうという形で買うしかない。
これが一昔前までの美容院シャンプーの鉄則でしたが、今は通信販売などで、関係者以外でも、結構容易に入手出来ます。
また、卸問屋の中には、一般ピープル大歓迎というようなところもあるそうですよ。
当然ですが、美容院は美容院シャンプーを売る事でかなりの利益を得ていると思われますからね。
そうした通販や卸問屋で購入する方が、ずっと安価なのは間違いないでしょう。
また、美容院では自分の店が契約している会社の美容院シャンプーしか取り扱っていません。
なので、入手出来る商品も限られて来ますが、自力で探して個人で購入するのであれば、そうした壁も易々と突破出来る事でしょう。
でも、例え個人で安価な美容院シャンプーを頑張って探したとしても、根本的に高価なのには代わり有りません。
それに、元々業務用として売られているものですから、内容量も中途半端ではありませんよね。
という事で、一度美容院シャンプーを買うと、いくら途中で気に入らなくなっても、それがなくなるまで使わないともったいないでしょう。
美容院シャンプーには、価格や購入ルート、そして内容量など、様々なリスクがあるのは確かです。
それでもあえて私たち一般ピープルが、家庭でも美容院シャンプーを使う意味や価値というのはあるのでしょうか。
多分、コストパフォーマンスだけを考えると、それはほぼ0に等しいでしょうね。
けれど、一般の家庭用シャンプーは石油を主成分としているものが多いのに対し、美容院シャンプーはアミノ酸を主成分にしているものが圧倒的多数です。
だから、美容師さんたちは、あんなに毎日朝から晩まで洗髪をしていても、手荒れなどに悩まされないんですね。
当然、アミノ酸系の美容院シャンプーは、髪にも地肌にもいいですから、それを考えると、大きなメリットはあるのでしょう。
となると、結局はユーザーの考え方と懐事情、最大の違いはこれになって来ると思うのですが、さてさていかがなものでしょうか。
この辺りも含め、関連のブログやサイトで、美容院シャンプーに関する情報収集をしてみると面白いのではないかと私は思いますね。