母体の健康のために、葉酸のサプリメントを使うことが推奨されているようです。葉酸にはどのような効果があるのでしょうか。葉酸は水溶性のビタミンで大事な栄養素です。ほうれん草の葉から発見されたのでその名前がついたようです。葉酸は、妊娠したばかりで赤ちゃんの細胞分裂が盛んな時期に、重要な役割担っています。神経管閉鎖障害という病気が発生するのを予防する効果があります。葉酸には小児に発生する神経芽細胞腫の発生を抑える効果もあるといわれています。ただし、妊娠初期とは妊娠２～４週くらいのことなので、まだ妊娠に気づいていないこともあります。気づかず妊娠している時のために、早いうちから葉酸サプリメントを飲むのもいいでしょう。妊娠初期はつわりで食事が摂れないこともあるので、葉酸のサプリメントを摂ると良いでしょう。葉酸の効果は妊娠中のお母さんだけではなく、脳卒中や認知症の予防効果、大腸がん、乳がん、すい臓がん、肺がんなどの癌の発生を抑える効果もあります。近年では、葉酸サプリメントを摂取することでアルツハイマーの対策になったり、心疾患の対策にもなります。葉酸は、ほうれん草やモロヘイヤ、ブロッコリー、パセリなどの葉物野菜や豆類、海苔などの海藻類にたくさん含まれています。ですが、熱をかけると壊れる性質があるので、調理の過程で壊れてしまいます。サプリメントを上手に活用することで、必要な葉酸を摂取することができるでしょう。